アサーティブコミュニケーションスキル診断

アサーティブコミュニケーションとは

自分の意見や気持ちを率直に伝えながら、同時に相手の立場や感情も尊重するコミュニケーションのあり方を指します。攻撃的でも受け身でもなく、「自分も相手も大切にする」関わり方です。アサーティブな態度は、対人関係のストレスを減らし、信頼や協力を生む基盤になります。

当診断では、アサーティブコミュニケーションの力を次の8つの指標から測定します。

① 自己尊重意識

自分の意見や感情を大切にし、自分の存在価値を認める力。

② 他者尊重意識

相手の考えや気持ちを理解し、対等な立場で関わる姿勢。

③ 攻撃的表現の少なさ

相手を傷つけず、冷静で穏やかに自己表現する力。

④ 非主張的表現の少なさ

我慢しすぎず、必要なときに自分の考えを伝えられる力。

⑤ 事実の描写スキル

主観や感情を交えず、状況を正確に伝える力。

⑥ アイメッセージスキル

「私はこう感じた」と自分を主語にして感情を表す力。

⑦ 調整的提案力

意見が異なる場面でも、建設的に合意点を見つける力。

⑧ 限界設定スキル

無理な要求や負担を抱え込みすぎず、適切に線を引く力。



心理士に相談したい方へ

自己理解をより深めたい方は、公認心理師へのご相談も可能です。 専門家の視点を知りたい、改善するための指導を受けたい、 などご要望に応じた相談ができます。

法人・商用利用について

法人様の利用、商用利用については有料となります。不正利用の場合は著作権法違反となりますのでご注意ください。詳しい条件は以下のページを参照ください。

診断制作手順

以下、アサーティブコミュニケーションスキル診断の作成手順を詳しく解説しています。より深く理解したい方はご一読ください。

①先行研究紹介
②尺度と因子の作成
③評価基準
④診断結果の評価
⑤当尺度の限界
⑥参考文献
制作責任者
川島達史

・目白大学大学院 心理学研究科修了

・公認心理師、精神保健福祉士

亀井幹子

・早稲田大学大学院 人間科学研究科修了

・臨床心理士、公認心理師